華輪(西野流呼吸法)
華輪は西野流呼吸法で行なわれている、スワイショウに似ている功法です。
西野流では華輪とスワイショウは違うものだといっています。
私的にはスワイショウの応用編みたいなものだと思いますが、中心にある考え方が違いますかね。
スワイショウはその字義通り、手(腕)を放り投げるようにするのですが、
華輪は身体の軸を回転させるように左右に捻るんですね。
手を振るのではなくて、丹田から身体の中心を回転させることで、脱力した手が振られるんですね。
これを違うというのか、同じというのかはさほど問題ではないです。
どちらでもいいですね。
これらの功法そのものに効果があるからですね。
華輪(全身に緩みをゆきわたらせる)
中段
全身をゆったりと緩める。
軸を真っ直ぐに立つ。
丹田からなめらかに身体を左右にねじる。
腕は自然の弾力を持って身体にまといつきます。
(でんでん太鼓か火消しの纏が回るように)
上段
丹田から左右にねじって片方の腕が肩、もう一方が身体にまといつくように。
下段
丹田から左右にねじった時に遠い方のカカト(右にねじったら左足、左にねじったら右足のカカト)を見ます。
両腕は自然に身体にまといつきます。
中段、上段、下段の3つの動作を順に左右を1回として各30回ずつ行い、中段にもどってから自然に動きを止めていきます。
自然呼吸で行います。
頭上から糸でつるされたように軸を立て、それを回転させる。
西野先生がおっしゃっているとおり、江戸火消しの纏いのように軸を中心に振るように心掛けるようにしています。
ここ最近の私の練習メニューは、
1)スワイショウ
2)立禅
3)華輪
のパターンが多くなりました。
スワイショウ・立禅だけでも、気持ち良く感じていたのですが、その後に華輪を行なうことで、立禅でこわばった部分が緩むような気がします。
華輪は身体を緩めるための功法だといわれているのが解る気がします。
私は今は中段しか行なっていません。
以前は中段、上段、下段、中段、と行なっていたのですが、中段が気持いいです。
気分で、上段や下段を行なうときもありますけど、基本は中段だけです。
とにかく、このパターンが今の私には一番心地良く感じますね。 スポンサーリンク
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